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死神は何を想うのか……【僕のヒーローアカデミア】

第2章 邂逅


~葵 Side~


カナエという人は、私を抱き締め、優しく頭を撫でてくれた。今まで、頭を撫でてくれたのは、両親と兄弟しか知らない。


けれど、両方とも、もうこの世にはいない。そう思うと、どんどん涙がこぼれてきて、


『うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ』


いつの間にか、カナエという人の腕の中で大泣きをしていた。今までの辛さや苦しさを吐き出すかのように。


そのまま、私の意識は深い眠りへとついてしまった。
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