第9章 であい
もむもむ
「ふわふわで美味しいです」
「よかったです、あっおはようございます、すみませんキッチンお借りして朝食作りました。」
「······」
「?、澁澤さん?」
「天音の卵焼き甘いですよ龍彦」
がたん
「···いただきます」
口に入れる
「···優しい味だね」
「当たり前です」
「先程から何故君が子供に?」
「大の大人ばかりで、疲れるだろうから子供になってみました。するとどうでしょう?抱っこしてくれ抱きしめてくれますよ」
ぶち
「私も小さくなる!」
目の前に座る澁澤さんが小さくなる。
昨日初めて見た時はポニーテールだったが今は降ろしたのか、長い
「澁澤さん、ご飯終わった後に髪の毛セットしましょうか?」
「お願いするよ!あと··フョードルくんみたいに抱きしめてくれ」
どきっ
「はい(可愛い吸血鬼)」