第9章 であい
「今までのエサは誰かしらと付き合った経験あるから味も分からなかった。天音からは何も感じなかった澁澤、あまり天音を壊さないようにしなよ」
「純粋な天音を私だけしか見れないようにしますか」
(やりかねない)
ーーーーー·····
「その、私が人間界に戻れないのはわかりました··ただお願いがあります。魔界でも焼き菓子を作らせてください!」
「焼き菓子?··いいよ何なら」
でん★
「君のお店もあるから!」
あんぐり
「!?」
この人····何者?!
「好きなだけ焼いていいよ!魔界でも焼き菓子好きな種族もいるし。」
「···澁澤さん」
「なんだい?」
「ありがとうございます!」
「妻の為ならこれくらい」