第47章 夜
「君達は私の天音を殺そうと考えていたね」
ゾッ!
「そ··そんな事はしませんわ!早く、助けてください!」
「····なら何故私の隣にいた女性に対して"呪"をしていた。私が分からないとでも?」
「ちが···ただ、主様の隣にいる···のが··気に食わないから···っ、まさか!」
「····ーー」
コッコッコッ···
「ぐっ···ぁっ···」
「ー··っ、私はただ···前みたいに··貴方の赤い目を見ていたかっただけなのに···」
ギリッ
(あんな)
主様の隣にいつの間にかいた姿すら見せてない女····!
「ーーー···っ!」
ガチャ
あんなのが、いるから主様は変わってしまったんだ!
「あぁ、立ち上がらない方がいいよ」
「えっ」
··ずるっ