第46章 なまら
「君が譲りたくないのは分かるが···私も案外負けず嫌いでね」
がたん がたん
がっ
「·····」
たん。
ーーーー····
「ん?··んん??」
目を覚ますと、両隣にふたりが寝ていた。
(何事!?澁澤さんを膝枕させていたはず··なのに··何故?!)
でも
ふたりが安心するなら私はこのままでいるようだな
(でも···距離が近いいいい!//)
×××
パタパタ
(宝石を壊さないように掃除するの大変だな)
ガチャ
「見つけた」
「ん?どうしました?澁澤さん」
コッコッコッ
グイッ
「天音」
「!··澁澤さん···っん////」
キスされた
チューーー·····
ググッ
(力強くて··振り解けない···でも)
「はっ···天音····天音····」
「あの···ふっ··//、澁澤さん?!どうしました?」