第46章 なまら
君が私といる時と
異能といる君の顔がちょっとだけ違う
アレ?今何を考えた?
別にあの子が異能と仲良しするのは勝手だろう
だけど···。
グイグイ
「澁澤さん!?···あの!」
びっ
「座りなさい」
「はっ、はい(座り直し?)」
「私も横になります」
ポふっ
「!?(膝枕)」
「10分寝ます、そしたら起こしてください」
「はぁ(睡眠不足)」
☆☆☆
(静かな寝息··あの時を思い出すな··フェージャに案内された先に寝ていたドラコニアさん)
傷の手当をしていたら元の姿に戻った澁澤さん
なで····なで···
(時たま頭を撫でていた事は忘れているのかな?)
ーーー····
ゴポポッ
ブクブクッ
(深い···深い海の中)