第37章 あっぷる
「···?」
すっ···
肩を掴まれ歩き出す。
(何処行くんだろ)
ガチャ
「次に。本人が欲しくなった」
「ここ····(澁澤さんの部屋···)」
ふわっ
「·····っ(何だろ。体が重い)」
とさっ
「だから手に入れる」
「澁澤さん?···あの···何を··」
「君は異能力のない唯の人間。····欲しがるならこうするしかないのだよ」
シュルッ。
「まっ····駄目です····//」
ニヤァ
「大丈夫。···痛いのは最初だけだから。私とずっと一緒にいようね」
愛してるよ
私の天音
手に入れた○
思い出したよ。
白を纏いしふたりは愛し合う。
❦ℯꫛᎴ❧