第35章 だるる
時は過ぎて
ぺらぺら
「その時私は決めたのだよ。あっこの人を妃にしよう!ってね」
「ふーん。それはよかったね(何回も聞いたし)」
「それで澁澤さんはいつ迎えに行くんですか?」
「それなんだが··初めて会った時はまだ小さい子供だったからね。大体成人前あたりに呼ぶのがいいだろ」
「18ぐらい?」
「案外いい年齢だね。···さて、私の妃は何処にいるのかな?」
水の入ったお皿に手を乗せる
ーーーー····
「······」
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「お参りしてるね。信仰心があるのはいい事ってフョードルくんの祠にお参りしてるじゃないか!」
けろり
「えぇ。この子は良く来てくれますよ」
うぎぎーー!
「うわあああ!もう攫ってきてやる!」
BON!
『いきなりかよ』