第34章 ちいさいvsおおきい
からんからん♪
「ん?、いらっしゃいま····!(悪魔!)」
「あれ、天音は?」
「天音は後ろにいます(今日も呼ばれたのか?)」
がさっ
「ふーん。なら待つ」
「···っ」
ぱたぱた
「シグマさんお茶入りました···太宰さん?」
「朝の謝罪に来たよ。気に入るか分からないがあげる」
ぽ···//
「あっ、ありがとうございます!···太宰さんもお茶飲みますか?」
ひらひら
「また来るよ。そん時ちょうだい」
パタン
「何を悪魔から貰ったの?」
がさっ
『わぁ!』
ーーーーーー······
もち。もち
「もち!」
ぎゅー
「可愛いね~」
ぽん
「うわあああん!」
「吸血鬼の主が小さい子供になりながら泣いてるとか」
「だっでえぇ!!」
「良くもソックリに出来てますね」
「もち」
ガチトーン
「こんな不細工野郎、私じゃない」
「天音は気に入ってますか?」
にこやか
「はい!柔らかくて抱き心地も最高ですよ!」
ぎゃん泣
「なあああ!!」
「天音、あまり澁澤さんを困らせないようにしてあげてくださいね」
ぎゅむぎゅむ
「はい!」
(裏表ないからなのか···)