第33章 にょた
ガチャ
「ただいま(小声)」
がばっ
「おかえりーー!」
ばたん
「のわぁ!···って澁澤さん!?屋敷にいたんじゃ··」
うりうり
「屋敷は天音がいないから合鍵使いました」
「ちょっと起きたいです···(頭が地味に痛い)」
「もしこの先ずっと女性だったらどうする?」
「どうしたんですか?いきなり」
「太宰くんの異能力でも解除されないからね」
ぽんぽん
「大丈夫ですよ。案外明日あたり戻ってるかもしれませんよ?」
「ならいいんだが」
(珍しく不安なってる。そんなに女性が疲れたか?)
「···キスしちゃだめかい?」
「いきなりですね」
「あまり出来てないから」
(相当だな~~···ひと肌脱ぎますか)
すー··はー··
「····龍彦さん」
「なんだ··い··!」
···チュッ