第33章 にょた
にこ
「もし澁澤の姿が戻ったら私とご飯食べに行こうか!」
「えっ···」
ずいっ
「それは保護者兼恋人の私も参加かな?」
「とりあえず。澁澤はさっさと戻って早くご飯食べに行こうよ!」
ぺちっ
「うっ··」
☆☆☆
「····あれ?」
(太宰さんの異能力でも)
「まだ女性····。」
「べっ···別に女性でも悪い事はないからね!これで太宰くんとの食事は無しだね!帰るよ!」
「あのっ···今日私はマフィアの日ですから··!」
「さっさと終わりにしてね」
「はっ··はい」
「澁澤が戻らないなら一緒に心中しに行こうか」
ぐわっ
「勝手に殺すな!」
(太宰さんは澁澤さんが女性だと言う理由で心中···ほんとに死にたいんだな)
ーーーー···