第32章 ぱしゃ
ぐいっ
「ふがっ!」
ずずい
「私だって顔面には自信あるよ?」
「ひゃ···ひゃい(はい)」
太宰さんはある意味フョードル先生とは違った顔面国宝です
ーーーーー····
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」
「おはようございます、天音」
「はい?」
「達彦は?」
すっ
「休憩室で仮眠中です。まだ朝早くからの撮影は苦手って言うから連れてくるの大変でした···」
「どうやって?」
けろり
「お姫様抱っこでタクシーに連れ込みました!」
「力あるんですね」
「男性よりは力ないですよ~~。さて撮影準備してきましょうか!」
「天音はここにいてください。達彦は私が起こしに行きます」