第32章 ぱしゃ
むずうぅ~····。
『·······』
すっ
「大人数で食べるのが楽しいですからね」
「ありがとう(日本の鍋)」
じと~~·····
「異国の君でさえ天音に気に入られたのかい?」
「天音は祖国の料理を作ってくれますよ」
じ~~·····
「基本は食からと言う事で時たまフョードルくんの家に行くとは聞いていたが」
「嫉妬は醜いですよ。ふたりとも」
がたん
『んだとーー!』
「まぁまぁ、落ち着きましょ?」
ーーーー····
すっ
「これは明日の朝ご飯です。撮影でもちゃんと食べてくださいね。」
「·····天音」
「はい?····っ」
チュッ
「·····、また明日」
ひょい
「ちょっと天音くん?魔人に何かされた?」
ぼ····ぽぽ///
「い、いいえ、顔面国宝でした···」