• テキストサイズ

ドラコニアの夢 -憂-

第23章 ねこねこ




(猫の妖だからどう接すればいいか分からないし···でも)

今の澁澤さんは

「·····離れませんよ」

「えっ」


ぎゅっ
「撫でますからまた····!」

「離れない?、それは本当!?」

「顔面国宝かよ」

「妖でもまだ分からない感情がある···。あの長身もそうだし。君の周りにいる人間が皆··君に近づく」

「·······」

「でも。皆の顔が悪い顔ではなく···素直で、それが私には眩しい」


ぽふっぐりぐり
「········(寂しかった?)」

「手を握ってくれないか?」

ぎゅっ。

「やっぱり安心する···私の番···すぅ」

(寝落ちーーー!)

ふぅ
「貴方と出会った時から私はネコだと思い接していたけど」
/ 517ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp