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ドラコニアの夢 -憂-

第22章 花嫁



「~~っ////」

(からかいすぎたかな?でもこれなら許されるかな?)

すっ
なでなで
「ーーー!」

頬を撫でられる。

白い手が優しく。

ぱっ
「さてまだ買い出しは続くよ。行こうか」


☆☆ミ


コトッ
「ごゆっくり~」

「いただこうか」

「は····はい(お昼まで····やはり澁澤さん吸血鬼だからか···)」


あれは····血?


「気になるかい?」

びくすっ
「いいえ···澁澤さんは吸血鬼ですから。私も早く魔界に慣れますね!(ビビってはいけないわ)」

例え
人間界に戻れなくても··

私は

魔界で生きていく。

(まだ笑顔が強ばってる···。)

でも··吹っ切れてる。

「天音」

もぐっ
「ふぁい」

「食べ終わったらちょっと行きたい場所があるんです」

「わかりました!(まだ買い出しありかな?)」
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