第21章 またもや
(やばい2人が揉める)
「あの··夕ご飯の準備するので先生離してくれますか?太宰先生も"働かざる者食うべからず"です!」
「勿論!、何から手伝う?」
「そうですね、ならば···」
「ちょっとちょっと~、何ふたりだけの世界?」
「違いますよ。太宰先生に色々教えてるんです」
「教える?」
「はい、以前敦くんの代わりに原稿頂いた時に部屋ん中が空っぽだったし、冷蔵庫も空っぽ」
「···だから、ひとりでもできるようにか?やはり私の天音だ。だけど、私をひとりにするのはちょっと嫌だね」
「ならば先生も手伝ってください」
「分かったよ。太宰くんには触らせないからね」
「うわ~~。用心棒」