第19章 みつけた
「答えを見つけたら、天音は私のコレクターになるのかい?」
「貴方のコレクターの意味と私のコレクターの意味は違いますが···隣にいてあげますよ」
※好いた子には素直になるべし!
「天音、私は···」
「はい」
「ずっと隣にいて欲しい」
この言葉は本物でありたい。
ざざぁん····。
「はい!いますよ。」
「そしたら、またあるかないか?昼の海もいいけど···」
ーーーーー··
ざざぁん····
「夕方の海が私は好きなんだ」
夕焼けが海に静まる。
ふと天音を見たら
ぽろっ
「···お母さん··と見た、景色」