第17章 いっぽうつうこう
きらびやか~~
(やはり龍彦の言う通り)
ことっ
「先生、出来ましたよ!」
かたん
「ありがとうございます。···おいしい」
「よかった~··先生の冷蔵庫空っぽすぎますから買い出しして正解でした」
冷蔵庫「ありがてぇ」
「天音は家事が得意なんですか?」
「そうですね。私が18からひとり暮らししてますし··小さい時からお母さんの手伝いもしてましたから」
「龍彦が羨ましいです」
「冷蔵庫に作り置きがありますからあたためて食べてくださいね!」
もぐ
(···よし)
ーーーーー·····
ガチャ
「帰宅しまし···!?」
ぐでーー···ん
「うぅぅぅ···」
びくすっ
「先生どうしたんですか!?大丈夫ですか?!」
「····何で····」
「はい?」
「何でキスしてくれないんですか··」
「····」
ぱっ
びたん
「ぶっ!」
「夕ご飯の準備してこよ~」