第11章 みじかい 3
「やったねウサピョヌスキー!一緒に暮らせるよ!」
「ニャー」
「さて、夜も遅いから寝ようか」
「うん!」
「今日は?」
「一緒に寝る!お義父さんに寂しい思いさせたから···ずっとぎゅってしてあげる!」
····むらっ
「う、ふっふふ···(ちょっとは許されるかな)」
体も昔より成長した
(···フョードルくんにだけ楽しい時間を渡す訳にはいかないからね)
「ウサピョヌスキー、おやすみ!」
「ニャー」
(ちゃんと教えもされてる)
パタン
ーーーーーー···
パチン··
(電気消した、でもちょっと明るい)
ギシッ
「さて寝る前に、ちょっとだけいいかな?」
「?」
お義父さんが私のパジャマのボタンを取る
(間違えたかな?)