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so ist es immer【Levi dream】

第4章 intertwined feelings



「早速注目されたね、ジゼル。ま、可愛いから仕方ないかぁ。見てよほら。あいつらがいつ、どうやって、ジゼルを手に入れようか考えてるみたい。」

「ハンジ、エスコート役はリヴァイだ。リヴァイに代われ。」

「えーーーー?!リヴァイ?!リヴァイに任せて大丈夫なの?ねえ?」

「思った以上にリヴァイが適役らしい。リヴァイがジゼルの隣に並べば迂闊にジゼルに近付いてはこれんだろう。」

馬車をおりたエルヴィンがリヴァイに向けてそう言う。その目は頼んだぞ、と訴えていて。リヴァイは瞬きしながらその視線を返した。調査兵団の紋章を背負ったマントを羽織り、リヴァイの太股には立体機動装置が装着されている。

新型は無事に完成し、実際に使用した。特に問題もなく使用できた。が、まだエルヴィンには伝えれていない。この晩餐会が終わり次第伝えるつもりではいるが。

「リヴァイ兵士長……。」

馬車から降りてくる自分を不安げに見るジゼル。貴族から注目となって居心地が悪いのだろう。どうしたらいいのか分からない、と言うようにドレスの上から掛けているカーディガンをきゅ、と握ったジゼルは目を伏せる。その仕草ですら貴族を高揚させてしまうらしい。ザワっ、と一瞬騒がしくなった周り。

「チッ…、いいかガキ。いつも通りにしてろ。じゃないと一瞬で豚共の餌食になる。」

「っ、嫌です。」

「なら堂々としてろ。」

「はい!」

不思議な人。さっきまで怖かった、不安だった心が一気に軽くなる。リヴァイ兵士長があたしの肩を力強く抱いた瞬間、歓声が上がる。至近距離にいるリヴァイ兵士長に頬が熱くなる。リヴァイ兵士長は任務で仕方なくこうしているのに。エスコート役とは所謂、自分のパートナー。親しい振りをしていないと返って怪しまれるらしい。だからこそ、リヴァイ兵士長があたしを見る目はこんなに優しいのに。

どうしてだろう、勘違いしてしまいそうになる。
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