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so ist es immer【Levi dream】

第4章 intertwined feelings


それからも何度かジゼルとすれ違う日々が続いた。

まあ同じ兵舎に居るのだからすれ違うくらいは仕方がない。だがジゼルがリヴァイの横を通り過ぎるとき、決まって視線を落とす。リヴァイと視線を合わせないように、としているジゼルを見てはリヴァイは胸に何かが突っかかるのを感じつつそれと同時に苛立ちに襲われた。

あの日からリヴァイとジゼルの間に壁ができたのはエルヴィンもハンジも気づいている。だがその話題を極力出さず日常を送っていた。ジゼルの傍にはいつもハンジか開発部と技術部の兵士かエレン達が居てる。1人にさせるなというエルヴィンの命令を全うしてるようだ。

あの日から黒ずくめの男が襲ってくることなかった、が襲ってこないとは言い難い現状。エルヴィンもジゼルを襲った人間について調べたりはしているもののどうやら何も手掛かりはないらしい。ジゼルが唯一一人になる時といえば部屋にいる時くらいだがジゼルの隣の部屋はリヴァイな為、その時だけジゼルは一人でいることを許された。ジゼルの部屋に泊まれると思っていたハンジはぶつぶつと文句を言っていたが。

1人になれない窮屈さに頭を悩ましていないのかと以前エルヴィンがジゼルに聞いていたがジゼルは満面の笑みで楽しいです、とはっきり答えていたのでその心配はなさそうだった。エルヴィンとは笑顔で話すのにリヴァイとは視線すらも合わせようとしない。あの時の出来事は少しからずジゼルのトラウマになってジゼルの心に植え付けられていたのだ。

「相変わらずだねぇ、貴方達。」

エルヴィン、ハンジ、リヴァイがいる団長室。リヴァイが黙々と書類に記入をしている時、ふと呟くようにハンジが言う。

「……」

「……まだジゼルと気まずいのか、リヴァイ。」

ハンジの言葉にリヴァイの眉がぴくりと反応する、それに気づいたエルヴィンが動かしていた筆を止めリヴァイを見ながら小さく肩の力を抜いた。
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