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愛の囁きを。
第2章 Ninomiya.
ある夜、
家で1人、お酒を飲んでると携帯が鳴る。
ディスプレイには[愛里]の文字。
電話なんて珍しい。
電話は嫌いだから、
といつもメールで済ますのに
「もしもーし」
『....に、のみやくん...』
ちょっと泣いてる愛里
さすがに慌てる俺。
『会いたいよ、二宮くんっ』
ど、したのだろう?
会いたいなんて、珍しい。ホントに
「迎え行くから、いまどこ?」
『....○○公園前...』
電話を切って、
俺は急いで上着を着て家を飛び出した。
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