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愛の囁きを。

第5章 Aiba.





クタクタで家に帰宅。


ソファーに座り、ズルズルと
倒れるように寝そべる。



今日はだいぶ疲れた…、
撮影と収録が長引いたし…
(自業自得というやつね)



眠気が襲ってき始めた瞬間、
携帯が鳴り響く。


愛里ちゃんだっ!!



「もっしも!!」

『ふふ、なにそれ。
 だいじょおぶ?眠いでしょ』

「ぜっぜん!むしろ冴えてる!」

『ごめんね、なかなか電話出れなくて
 今日、ちょうど落ち着いた頃。』

「そっかあ。お疲れ様!」

『相葉くんもね
 聞いたよ、仕事中、携帯握り締めてるって』

「…だ、誰に聞いたの…」

『大野さん。
 リーダーだから近況報告って。
 相葉くん何も教えてくんないんだもん』


近況報告、って


そんな大層なできごとあったわけじゃないし…
でも話すネタにはなるか…



うーん、と悩んでいると
電話越しに笑い声が聞こえてきた。




『帰国が早まったの。』



「えええええっ!?」










 
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