第5章 Aiba.
「いつも好かれようって必死だったの
こうしたら可愛いって褒めてくれる、
こうすれば喜んでくれるんだって
....なんで、なんでなの...
どうしていつも私ばっか好きなの....
こんな、頑張ってるのにっ...」
付き合っていても不安なって、
だけど私だけが好きなんだって。
そう信じたくて、信じ込ませて。
「不安なんだよ、バカっ!!!」
気づいて欲しくて。
いつもはしないけれど、
相葉くんの前で泣き叫んで、泣きじゃくって。
「....ばかぁ...っ....」
気づいてよ、
貴方が幸せなのは
笑っていられるのは。
少なくとも私が居るからなんだって...、
そう思わせてよ....