第4章 Matsumoto.
それからお店に入り、
席に着いた。
席順は
当たり前に私の隣は潤くん!
だと思ってた。
つい1分前までは。
「そんじゃあ、平川の隣は
相葉でいいっすよね。
前は俺、そんで俺の隣は松本さん」
な、なんでー!
なぜか潤くんと遠く席順を
セッティングされた私。
ああ、切ない。
「....いいっすよ」
やっぱり潤くんは不満げ。
だけど私の同僚だからなのか、
その不満をあえて言わない潤くん
あとが怖いぜ。
「ねえ相葉、これはどういうつもりかな」
「く、首が首がっ!!!
さあね、ニノが決めたから俺は知らね」
チラッと潤くんを見ると、
つまらなさそうに携帯をいじっていた。
なんか、悪いことしたかも。