第2章 始まった関係

正直に言うと少し恐い…
本当にあんな大きなモノが私の中に入るのだろうか…


「んっ…！」

入り口を割って入ってくる部長のモノ。
深呼吸するように言われ、深く息を吐きながら少しずつ腰を下ろしていく。


「速水…舌を出せ」

「……、」

言われた通りにすれば、彼の熱い舌が絡まってきた。
ちゅくっと厭らしい音を立て、時折舌をきつく吸われる。
そうこうしているうちに、全て収まるまであと一歩というところまできた。
下腹部は圧迫されてキツかったが、私の中の本能が彼を求めている。


「部長…っ…」

「…そう呼ばれるのも興奮しない訳じゃないが……俺の事も名前で呼んでみろ…」

「……、将生…さん…」

「…上出来だ」

「あぁっ…！」

ズンッ！とそれまで以上の衝撃が体中を襲った。
部長のモノが奥まで突き入れられたのだ。
その拍子に私は呆気なくイってしまう。


「ふっ…入れられただけでイったのか？」

「っ…」

「…橋本にお預けを喰らっていたからな」

「ぁっ、あんっ…だめっ…！」

イったばかりだというのに、私の腰を掴んだ部長が下からズンズン突き上げてくる。
私は立て続けにイかされてしまった。


「ほら…今度はお前の番だ」

「んっ…」

耳元でそう囁いた後…彼は一旦私の体を放し、繋がったまま仰向けに寝転ぶ。
私に動けと言っているのだろう。


「待って…下さい……イったばかりで私…」

息も途切れ途切れにそう言うと、部長はまた下から突き上げてきた。


「ぁんっ、やっ…部長…っ…」

「…お前が動かないなら俺が動くだけだ」

「そん、な…っ…ぁんっ…」

「それに…名前で呼べと言っただろう？」

「ぁっ、ぁっ…ん、わかり、ました…っ…」



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