• テキストサイズ

NARUTO 夢(その後)

第23章 夢から醒める時R18(3人視点)





────…



花ちゃんの頬に触れてみると、汗が引き 身体が徐々に冷えて来てしまっていた。



(これは…流石にそろそろ着替えさせないとな)



お義母さんにも頼まれたことだし、このままにして風邪を引かせる訳にもいかない。


布団をそっと半分剥がし、花ちゃんの着ているパジャマのボタンを 1つずつ外していく。


一応遠慮がちに、声を掛けてみた。




「花ちゃ〜ん
着替えさせるけど……いい?」




「う〜ん」と顔を顰めて花ちゃんは身動ぐが、未だ目を覚ます気配はない。


仕方なく背中に腕を入れて上半身を起こすと、首をそっと支えながら 汗で湿った服を片腕ずつ脱がせていった。


パジャマの下は何も身に付けておらず、目の前に妻の 透き通るような白い肌が露わになる。


少し目線を下げれば、2つの柔らかそうな膨らみが視界に入った。


凝視しないよう、一応努める──…が ついゴクリと喉を鳴らしてしまい 俺はいかんいかん、と深呼吸をした。



(…──って、
変な気分になってる場合じゃないっての)



そんな自分に呆れるように溜息を吐き、力の抜けている花ちゃんの身体を 無理な体勢にならないよう 自身にもたれさせる。



「……大丈夫?」



また声を掛けてみるが、やはり反応はない。


耳元ですーっと穏やかな寝息がした。



(頭痛は治ったのかな?

…良かった)



少し微笑んで タオルで身体を丁寧に拭いてあげる。


が、手が胸元を掠めたとき 花ちゃんは微かに吐息を漏らした。



『…ん…』


「…っ…」



鼻から抜けるようなその艶っぽい吐息が 首筋にかかる。



/ 272ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp