第20章 追跡とアジトR18（3人視点）

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サスケ君に連れて来られたのは
…石造りの、廃墟…の様な建物だった


花『…ここは…？』

サスケ『以前、大蛇丸の元にいた時
あいつが使っていたアジトの

…一つだ』


そう言って私を地面に下ろす
辺りを見回していると
後ろから抱き締められた


サスケ『花…後悔してないか？』


回された腕を…
咄嗟に私も抱き締め返す


花『…してないよ
連れて来てくれて、嬉しい

…ここで、暫く過ごすの？

私、お掃除す…っ…あっ…』


背後から耳元に唇が寄せられる
そのまま体勢を入れ替えられると
整った顔が近づいて来て
優しく口付けられた


花『…んっ…サスケ…く…ん…』


うっとりした私はその首筋に腕を回し
サスケ君に身を任せる

舌を絡め取られれば
直ぐに彼以外何も見えなくなった

不思議な程に
どうでも良くなる


花『…サスケ…君…』


好…き…っ…

愛してる…


サスケ『…っ…花…』


切ない声で何度も名前を呼ばれれば
どうしようもなく、心が満たされていく

引き寄せて
硬い石畳の上に横たわると
サスケ君は自然と私を押し倒す


サスケ『…ん…はぁ…』


花『…ん…っ…ちゅ…ふぁ…
…お願…ここで…抱…いて…

抱いて…っ…サスケ君…

サスケ君が…欲しい…っ…
今すぐ…っ…欲しい…』


戸惑うようなサスケ君の身体に足を絡め
彼の纏っているマントを剥ぎ取った

そのまま服の中に指を滑らせて
直接その滑らかな肌をなぞる


サスケ『…く…あっ…花…

俺もだ…っ…
俺もお前が…っ…欲しい…！』


花『…して…っ……今すぐ…っ…
…お…願い…っ…も…我慢…出来な…っ…』


肌に触れながら
キスを強請るように
顎を少しだけ上向かせると
直ぐに情熱的に唇を塞がれる

サスケ君の手が私の服の上から
身体を弄り
それだけで感じてしまう嬌声が
口元から零れていった
触れられる喜びに、打ち震える


花『はぁ…っ！あっ…』


ちょっとずつ顕にされる肌が
冷たい石畳に触れるが
サスケ君に与えられる熱で
そらすらも…心地良く感じる

だが不意に手を止めた彼は
短く舌打ちすると身体を離し

手早く私の服の乱れを直した