第11章 影との遭遇R18
まるで気遣う様に唇を食まれていき、舌も優しく絡めとられていくうちに身体からは力が抜けていく。
溢れていた涙をカカシさんの舌が掬い取っては、また口内に…何度も何度も…侵入された。
『ん…んふ…はぁ…』
それは私が大好きで
…いつもして欲しいと強請るキスだった。
それだけで愛されている事を感じ、
幸福感に満たされる…そんなキス。
だが口付けている途中で薄らと目を開けると、目の前で…欲望に駆られたカカシさんの瞳が、苦しそうに…揺らめいていた。
…それに気付いた刹那…
先程から太腿辺りに擦り付けられていた彼の大きくて熱い欲の塊が、半ば強引に私の中心を捉え…
まるで杭を打つ様に一気に差し込まれる。
身体を強く打ち付けられ…
パチュっと濡れた音を…響かせた。
『っ…ぐっ…う!!』
…突然のその
大きくて…凶暴…
とも思えてしまった…硬い、異物感に
私は身体を硬直させてしまった。
…がカカシさんがそれを気遣う様子は全くない
ショックで拒絶の言葉を挙げる間もなく…それは端から最奥にまで
容赦なく打ち付けられていった。
…一気に呼吸が止まる
『うっ…くっ!!』
途端に優しかったキスは噛みつく様に荒々しいものへと変わり、膝が抱え上げられ同時に切羽詰まったように律動される。
『んんっ!!んっ!!!
…はぁ…!!あっ!!!ああっ!!』
唇が離されると
彼の動きに合わせて出る自分の嬌声の大きさに慌てて手の甲を口元に当てるが、カカシさんの手によって剥がされてしまう。
「…ダメ…っ!…はぁ…
…声、出して…っ!」
『!…なっ…!!いやっ…!!
───…あっ!!…
…サス…ケ君…っ…に…!
聞かれ…っ…る…!ああぁっ!!』
何度も何度も手の甲を当てるが、その度に何度も何度も、剥がされ…無言で律動をより深く…強く…される。
『んっ!!!
はぁ…っ…!!はぁっ…!!
…っ…ん…!!…ふぅ…っ…う…はぁっ!!』
仕方なしに、何とか手を添えずに声を抑えようと 口元を開かない様に必死に耐えるが…その激しさには、3秒と持たず、声が漏れてしまう。