第4章 触手*
そんな、いま私、触手に犯されて……
「あっ、ああ……! も、もう、ゆるし、て……っ」
蜜洞をいっぱいに占めた触手が張り詰めて、とんとんと子宮口を叩いた。
奥の奥までいいように犯されて、あげくむさぼられて。
泣きじゃくって鼻が詰まり、呼吸をしようにも、入れられた触手が口の中までなでてくる。
青臭い触腕をしゃぶり、あふれる唾液がぽたぽたと触手に落ちる。
喉奥に何度も何度も液体をかけられて、飲み込むのをためらうたびに子宮を突き上げられる。
「んふっ! んっんっんぅぅっ!」
乱暴なその手順は、私を確実に孕ませるために繰り返された。
それを5回ほどされて、気づけば私は石の床に身体を倒していた。
仰向けに倒れても、部屋は一面真っ暗闇。唯一の窓も触手がふさいでいる。
情事の湿った空気、その匂い、甘くて水っぽい、蒸れた女の蜜の匂い。
気持ちがいいのを認めたくない。
仰臥する私の足は触手によって大きく広げられている。
膣の中がたいそう気に入ったらしく、とんとんと子宮をつついては奥を丹念にこねくり回し、愛液と怪物の体液はもう見分けがつかない。
「き、もち、い……っ」
ぐちぐち……ぐち……
開脚した秘部に居すわる怪物をなでると、膣内にいた触手が急に膨張しはじめる。
今までももうはち切れるほどに太かったのに、今度は先端をこぶしのように大きくさせ、入り口付近をすぼませた。
「あっあっあぁっ」
まるで……栓。
私の蜜洞をみっちりと満たし、栓をされる。
中から外にむけてこぼれないよう、出口の穴をふさがれた。
もはや真っ白の頭の中でそう分かった瞬間……
ぐちちちっ!! んぐちゅううっ……
ブシャァアアッッ!
「きゃあああぁぁ!! いやぁぁああ!」
子宮口にぴっとりと張り付く触手が、子宮内に種をぶち撒けた。