第1章 壱ノ型
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ここ・・・どこ?
そう思ったのは最初だけで消毒薬の独特の匂いと綺麗に洗われて敷かれたシーツを見てここが保健室なのだと分かった
そう言えば、私、煉獄さん達(実物)をみて緊張して倒れたのか・・
ほっぺをつねっても痛いし脈拍はまだ早かった
?『あら、目が覚めた?』
『へ?』
突然カーテンが開く
『先程、煉獄先生が血相変えて貴方を運んできたのよフフ、今はもう放課後だから帰っていいそうよ、また明日職員室に来て欲しいって言われてたわ』
そこには白衣をきてそれは綺麗な珠世さんが立っていた
『た、た、珠世さんっ?!』
『え?貴方、私の名前もう知っているの?』
あ、やばい
『君!なぜ珠世先生の名前を知っている!?』
珠『愈史郎くん?!』
突然どこから現れたのか珠世さん大好き人間愈史郎が現れた(ポケモン風)
愈『珠世先生こんにちは!君!何故名乗ってもいない珠世先生の名前を知っている?!』
あー、愈史郎くん相変わらず健全だなーてか名前札首にかけてないー珠世さーん、普通かけとるやろー、どーしよー
ひとまず漫画兼アニメでみた愈史郎を思い出して言ってみるか・・
『いやー、煉獄先生から名前はお伺いしていたんですけどあまりの綺麗さにすぐに覚えてしまって汗、愈史郎くんのことはその時一緒に聞きました!』
愈『っ、確かに珠世先生は綺麗だ!忘れられないのもわかる。』
愈史郎くんは納得したみたいで追求を辞めてくれた
珠『綺麗だなんて・・・ありがとう』
あ、照れてる。
話が進みすぎないように私はベットから降りる
『えっと、ご迷惑をかけてすみませんでした、帰ります。』
珠『いいえ、また何かあれば保健室にいらしてね』
そう言うとあの綺麗で年齢不詳の珠世さんがニコッと笑ってくれる
『愈史郎くんもさよなら』
愈『フンッ、珠世先生を綺麗と言ったのは認めてやろう』
私は煉獄さんが一緒にくれていた荷物を受け取って保健室を出た