• テキストサイズ

【黒子のバスケ】僕らの育児ファンファーレ!

第3章 行かないで


「で……では、真昼だけ引き取っていただければ…」


という提案をしてみたら、いきなり赤司くんが困った顔をする。


「僕に、子供の世話をしろと?」
「い、いやいや。お似合いだと思います…」


なんたらこうたら、私たちが争っていると、真昼が目を覚ました。


「本当にいいんですって!
多分家に帰ります!((多分……」
「多分じゃないか」
「いいです、帰りますっ」


いくら言っても、この赤司君という人は私を引き留めてくるだろう。
それも、私が話してしまったことの深刻さに、
放っておけないという気持ちが生まれたのだろうか。


私は、助けてほしくてここにきて
赤司くんに話をしたわけじゃない。


「すみません私行きます」
と、ソファーから立ち上がると



ツイ、と服を誰かに掴まれた。
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp