第6章 あつい
「フェージャ、落ち着いたらお風呂入ろうか」
びしっ
「これは父親も参戦するかい?」
「だめですよ。今日だけは約束したもんね」
「う、うん··だから、だめ」
「···分かりましたよ。(全く違う顔してる)」
パタン
「着替えはあるよね?」
ぎゅむぎゅむ。
「やっと約束、守れる」
(フェージャのお母さんの顔は知らないけど)
むにっ
「天音?」
(きっとフェージャ似だろうな~···)
むにむに
「天音?あまり触るのは」
「フェージャのお顔は柔らかいね!さて入ろうか」
「?はい」
☆☆☆
わしわし
「·····」
「痒いところはないかな?」
「ないです(天音はタオルまいてる)」