第2章 ねここ
「·····私も入りますから、ね?」
きらきら
「はい」
(うぅ··あんな素直に言われると、大変)
「耳を濡らさないようにしますね。」
シャアアア···
「·······」
わしわし
(ずっと無言··お湯怖いかな··)
(何故天音は服を着たまま、私の頭を洗うのか···)
「よし、頭は終わりました。体は自分で····!フェージャ!?」
びちゃあぁ··
ぎゅう
「なんで天音は服を着たままなんですか」
「だって····その···」
「····?」
「普段一緒に入ってますから····今はいいかなって···」
···むらっ
「じゃ··」
「フェージャ?」
びちゃ···
「今は濡れてますから一緒に入りますか」
「ちょっと!どこに手を入れ····んっ!」