第12章 だらら
「あたたかさ···ですか?(何時もの何も感じてない顔から少し何かが浮かんでる)」
にこり
「えぇ、天音は私に色々と教えてくれますからね」
「例えば?」
「洗濯物の干し方」
ピヨッ
「干し方···ですか」
「後は布団叩きなど」
(お母さんだ··まんまお母さん)
カチャッ
「まっ··まぁ先生の家で迷惑を掛けてないようで安心しました··」
「天音は迷惑掛けてませんよ··むしろ迷惑を掛けて欲しい」
「!?」
にこり
「時間は掛かりますが、天音には沢山僕に迷惑を掛けて貰いたいですね」
「は···はぁ(天音にも聞いてみるか)」
ーーーーー······
タン
(終わったー···、早く先生呼ばなきゃ)
「天音」
「はい国木田さん」