第10章 ぎくしゃく
あの日からフェージャ君は表現を表すようになった
私が寮の掃除をしてる時とかすれ違う生徒や先生達に対しての
"嫉妬"
「おはようございます~~!」
「おはようございます、行ってらっしゃい」
(個々の学生さんはちゃんとしていて偉いな~~··そこに入学したフェージャ君の成績もトップ···そんな子が)
ーーーーー····
ギシッ··ギシッ
はっ···はっ
「···痛い、ですか?」
ーーーーー····
「煩悩よ去れーーー!////」
ざわざわ
「天音寮母さんが騒いでるぞ····」
ざわざわ
「普段温厚な寮母さんが。」
「·······」
「ふぅ···。さて掃除再開しよ···!」
ぎゅっ
「·····何かありましたか?」
どきっ!
「フェージャ···く···った!」
「痛いですか?」
ぶんぶん
「だ··大丈夫···よ、フェージャ君。学校行かなくていいのかな?」
「学校は休ます」
「えっ!?」