第2章 ねここ
ごろろ··ごろろ···
すりすり
「天音···天音···」
「どうしましたか?」
「普段と違う感情が止まらないんです。案外ネコも悪くありませんね。まぁ··」
「···?」
「噛みグセは今もありますけどね」
かぷっ
「みゃ!」
「楽しいです」
ーーーー······
ちゅんちゅん
もぞ···
「うー···あさだ(今日はマフィアの日だ)」
私は起き上がろうとしたら
びしっ
(?!金縛り!?)
体が動けなくなっていた。
だけどよく見たら
ぎゅうう···
「すよすよ···」
きゅん···
(ネコ耳がびくぴく動いてる)