第10章 ぎくしゃく
「でも、片付けしてるからちょっと待ってね」
「わかりました」
パタン
(はっ···破壊力高い···駄目よ私は寮母!)
学生であるフェージャ君に深くまで情を持たないようにしないと···
しないと···いけないのに
ーーーーー····
チューーー···。
「んぅ····」
何故キスをされてるんですかーー!
何時からこうなった?
最近不思議な感じを覚える。
私が寝る時はひとり
だか目を覚ますと
隣で眠るフェージャ君がいる
プハッ·つー···。
「キツいですか?」
はぁ··はぁ···
「···その··恥ずかしい··から···///」
ニヤァ
「大丈夫ですよ。···天音の恥ずかしさは僕しか知りませんから」
「····?」