• テキストサイズ

罪と罰 -喜-

第10章 ぎくしゃく



ごふん



ギュゥ
すりすり
「······」

(子供だな)

じゅっぷん


すりすり··あー··かぷっ
「ひゃぁ?!」

「痛いですか?」

どっどっどっ
「痛くないわよ。ちょっとびっくりしただけ。もう充分かな?そろそろご飯を温めたいからね」

むずーー。
「食べたらまたイイですか?」

「そうね。片付けも終わってフェージャくんが眠くなるまでいいわよ」

「わかりました(親しい人にしか言われない名前)」

初めて会った時に紙に書いて渡したから呼んでくれる



コトッ
「さっ。食べれるだけでいいからね」

「いただきます·····おいし」

「よかった~~」

(あまり気づかなかったけど····。フェージャくんって私より大きくて、細くて何を考えてるか分からないのよね)


でも分かる事は

かちゃかちゃ
「ふ···フェージャ···くん?」

すりすりすり
「はい」

「ちょっとまだ早いかな~?片付けしてるからね」

しゅん··。
「····僕の国では当たり前でしたから··いけませんでしたか?」

「そんな事ないよ!(しょげ顔は辛い!)」

(ちょろい)
/ 166ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp