第10章 ぎくしゃく
「えっ?これは抱きしめるポーズですよ!と言ってもフェージャくんは私より身長ありますからね」
「·········」
すっ···ギュゥ
「フェージャくん。よしよし」
(·····私より小さい。キズもない肌)
あー····かぷっ
「ー!」
首に噛まれた感覚を覚えた。
ヂュゥ。
「フェージャくん?···っ(噛まれとる)」
ぷはっ
「···僕の国では··母に寄り添う時にそうします」
どっどっ··//
「あっ··そうなんだ。(国それぞれの文化あるからね)」
ぐぅ
「お腹へりました」
はっ
「あっ!そうだね。温めるね!」
「····名前。シリマセン」
「!···天音··小吹天音よ」
「天音·····。うん、天音」
ギュゥ···すりすり