第9章 だったん
人間は何故周りを見ないんだ。
あの子の目に見えたのは"依頼者"
そっ···。
『うん、そしたら私が言う事をしてください』
そうすれば
「助けて!フェージャ!」
呼ばれた。
王子様が迎えに行くよ
(······)
「君が何を考えてるかは知る理由はないよ。でもね私の天音に何かしたら····殺す」
「そうですか····」
たんたんたん
「あれ?太宰さんどうしました?」
「美人探し~~天音くんは?」
「私は今からマフィアに向かいます。それではまた明日」
「明日··来てね」
「勿論です!」
ーーーーー····
ふっ···。
「····夜」
目を覚ます。
隣には泣いた跡の君がいた
「いっぱい無理させちゃいましたね」