第2章 ☆ 誠凛高校入学‼
さっきよりも大きく聞こえた声の主を探す。
"ぽんっ"
時雨「きゃあっ‼」
黒子「こうでもしないと、気づきませんか?」
手の伸びている方へ目をやる。
黒子…
黒子テツヤだ。
懐かしい。
柔らかい微笑みがそこにあった。
か…か…か…
時雨「可愛いっ(((o(*゚▽゚*)o)))」
抱きぃっ‼
黒子「ちょ、篠原さん⁈」
黒子くんに遠慮なく抱きつく。
全員(誰だ、あの薄いヤツ‼死ねっ‼)
黒子「は、離してください‼ ////」
赤面しながら、抵抗する黒子くんに私はキュン死寸前っ\(//∇//)\
そう。私はちっさくて、可愛いモノが大好きなのだ。
とにかく見つけたら抱きつく。
はうぅ…癒しだわ〜♡
黒子「そろそろ離れてください。僕、クラスの方たちに殺されます。」
時雨「なんで?黒子くんは、私が守るよ?」
黒子「鈍感なのは、変わりないですね。あと、守るんだったら僕が篠原さんを守ります。」
やば…キュン死する…てか、した。
ドキドキしだした心臓を落ち着かせる為黒子くんを離す。
黒子「そういえば、篠原さんは、部活どうするんですか?バスケ部のマネージャー続けるんですか?」