第2章 ☆ 誠凛高校入学‼
あれ?
なんか皆さん心なしかコチラを見ているような…?
「なぁ、あの子めちゃくちゃ可愛くね?」
「おっ!マジだ!スタイルもいいなぁ〜♡」
「お近づきになりたいぜ〜‼」
遠くてよく聞こえない。
ニコッと笑って会釈をしてみる。
すると、皆が一斉に顔を背けた。
全員(可愛いーッ‼‼)
あれ⁉なんか、引かれた⁈←違う
ウソッ!どーしよ…!
入学初日なのにー!
もしかして、髪型おかしかったとか⁈
高校デビューって張りきって髪、切ったのに…(汗)
一人、あたふたしていると…
⁇「おかしくないですよ。篠原さん。」
どこからか聞こえる姿ない声。
一体、どこから…
⁇「ここです。黒子です。」