第2章 ☆ 誠凛高校入学‼
「ラグビー興味ない⁉」
「将棋とかやったことある?」
「日本人なら野球でしょー」
「水泳チョーキモチイイ!」
すごいなー。とか、他人事のように考えていると…
「君可愛いね、サッカー部のマネージャーやらない?」
「ほんとだ!ねえ、ウチのテニス部なんてどう?」
やいやいと男子を中心に私に集まってくる。
時雨「すいません。部活、今は入る気なくて。」
得意の営業スマイルを振りまく。
「そ、そっかー…気が向いたらよろしくね。」
ぺこりと頭を下げて最初の難題なんなくクリア!
うーん。部活、なんにしよ…。
ぽけ〜と、考えていると自分の学年の階につく。
私は…1-Bだ。
そそくさと教室に入り、自分の席を探す。
時雨「あった…!ココだ!」
一番後ろの窓ぎわ。
ラッキー☆
席につきひと段落。