• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第4章 大人の情事




「乃々様!いかがでした?信玄様、了承していただけましたか?」

部屋に戻ると鈴ちゃんが心配そうに聞く


「う、う…ん……。」

「乃々様?」


部屋に戻った私に鈴ちゃんが心配そうに聞くけれど、私の様子がおかしいことに気づいて幸村を見る


「あー…あれだ…。ほらっ…信玄様の〜…ちょうど…その…鉢合わせしたっていうか……」


「あ!!!」

幸村が気まずそうに口籠もりながら鈴ちゃんに説明すると、赤くなって小さく声を上げた


「の、乃々様…で、でも、これで乃々様のやりたいことできますよ!!」

ねっ!ねっ!!
と私を気遣う鈴ちゃんの姿が愛らしい


こんな年下の子にまで気をつわせちゃって…

余裕のない自分が我ながら情け無い…


経験豊富な女の人なら何てことない事なのかな…?
笑ってやり過ごすんだろうか…


あの女の人が脳裏に浮かぶ
彼氏いない歴=年齢が今日ほど恨めしいことはなかった

/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp