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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第31章 エピローグ
そのまま自分の膝の上に乃々を座らせると、乃々
に甘い言葉を囁いた。
「乃々…情けないことに俺は、君がいないと生きて行けないようだ。」
すると……
乃々の目から、ぽろりと涙がこぼれた。
(っ、何で泣いてるんだ)
慌てて、その涙を拭う。
「っ…すみません、嬉しくて…。あの時、戦場であなたを諦めなくてよかったって改めて思ったら、こみ上げてきちゃいました」
「……」
(この子は……)
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