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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第3章 春日山城の友達



手をついて、勢いよく頭を下げて謝る。

「なっ!!!何を仰います!!お辞めください!!どうか頭を、頭をお上げください!!」

「だって…私が逃げ出さなければ、あんな怖い思いしなかったでしょう?」


女中さんが私に頭をあげるよう縋るけど、私は申し訳ないと項垂れた

もし私が逃げ出していたら…私のお世話をしていた彼女が咎めを受けていたかもしれない

仮にもここでは私は織田の姫…

春日山の人たちにしたら大事な人質だ

それを逃した…となれば、最悪…死罪…

考えただけでゾッとする
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