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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜
第29章 過去へ
すると……
「遅いぞ。いつまで待たせる気だ」
え?
「……!」(信玄・佐助 )
振り返ると、懐かしい二人組が立っていた。
「幸村、お前からも文句を言ってやれ」
「……」
「謙信様、幸村!」
「ふたりとも、迎えに来てくれたのか」
「……御館様、ご無事で何よりです」
近寄って硬い顔で頭を下げた幸村の頭に、信玄様が手を置いた。
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