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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第26章 もう一つの戦い




ベッドに横たわった信玄様は、まだ眠ったまま動かない。


信玄様……早く、目を覚まして

どうにもならない不安に押しつぶされそうになりながら、信玄様の手をそっと握った。

早く笑顔が見たい…
早く声が聞きたい…
早く私を抱きしめて…

握った信玄様の手を自分の頬にあてると

その手は暖かくて…
その温もりに安心する…

生きてる…

そう思えることが幸せだった

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