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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第2章 春日山城の人質




女中さんに揶揄われて赤くなった頰を両手で抑え

さっきシュチュエーションを改めて思い出した

さっきの…って………キ……キ…ス………?


柔らかな唇の感触と、流れ込んで来た水の冷たさを思い出す


ドキドキと心拍数が上がる


あれが……

わ、私の…ファ……ファースト…キス…になるの?!


自分の思い描いていた理想と程遠い。

そう思うと大切な初めてのキスを、あんな風に奪われたことに段々腹がたってくる



拐われた事実より、ファーストキスを奪われてしまったこと方がに怒りが増した。



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